COLUMN / MODULE_02
「総合的な判断で見送り」の中身を、面接官だった側から翻訳する
面談に落ちたとき、理由って教えてもらえないですよね。
「慎重に検討した結果」「総合的な判断で」。
この定型文、受け取るたびに思いませんか。総合的な判断って、何。
私は面接官をやっていた側の人間なので、今日はこの中身を翻訳します。
前提: スキルはもう「合格」している
まず知っておいてほしいのは、面談に呼ばれた時点で、あなたのスキルは「足りている」と判断済みだということです。
スキルが理由なら、スキルシートの段階で落ちています。書類が通って面談に進んだのに落ちた——この場合、敗因はスキル以外のどこかにあります。
じゃあ面接官は、面談で何を見ているのか。
見ているのは「安心感」と「安定感」
面接官だった頃の私が見ていたのは、突き詰めるとこの2つでした。
この人に任せて、大丈夫か。 この人と毎週やり取りして、しんどくないか。
スキルの細かい確認は、実はほとんどしていません。それより、トラブルが起きたときにこの人は逃げないか、報告してくれるか、一緒に働く空気はどうか——そういう「安心の証拠」を探しています。
つまり「総合的な判断で見送り」の中身は、ほとんどの場合こうです。
「安心しきれなかった」。
あなたは能力不足で落ちたんじゃない
キツい言い方をすると、あなたは「安心の証拠を出しそびれた」だけです。
そして安心の証拠は、面談中のトークだけで出すものではありません。会った瞬間の表情。5分以内に何を話すか。面談が終わって10分後に、何を送るか。
面談は、席に着く前と、終わった後に決まっています。
私はこの手順で、フリーランス1年目の面談を15件中13件通過しました(落ちた2件は、面談中にこちらから降りると決めた案件です)。
証拠の出し方——実際に送った文面や面談の再現——は教材の方にまとめていきますが、まずはこれだけ持ち帰ってください。
敗因は能力じゃない。証拠の出し方を、まだ知らないだけ。