PISTABRIDGE × KAKEHASHI v1.0 — ONLINE --:--:--
カケハシby PISTABRIDGE

COLUMN / MODULE_04

時給300円で働いていた話 — 安請けは、交渉のタイミングを殺す

2026-07-02 — 旅する営業フリーランス

恥ずかしい話をします。

私はフリーランス1年目、SNSの運用代行を月3万円で請けていました。

かかる時間で割ると、時給換算はたぶん300円くらい。

法人営業を12年やって、社長賞も2回もらって、「営業には自信があります」という顔をしていた人間が、自分の値付けでこれです。

安請けの本当のコストは「お金」じゃない

月3万円という金額そのものより、痛かったのはこっちです。

交渉のタイミングを、永遠に失ったこと。

一度安く請けると、「今さら値上げって言いづらい」が毎月積み重なっていきます。来月こそ言おう、キリのいいタイミングで言おう。そのキリのいいタイミングは、来ません。相手の中で「この人=月3万の人」という相場が固まっていくだけです。

値決めの失敗は、その案件だけの損失ではなく、関係の中でのあなたの相場を決めてしまいます。

もうひとつの失敗:「できるから」で受ける

私はわりと器用な方で、やれば大体できてしまいます。

だからフリーランス1年目、「やりたいか」ではなく「できるか」で案件を受けていました。

結果、やりたくない案件で稼働が埋まって、キャパが爆発しました。

器用な人ほど、この罠にはまります。できてしまうから、断る理由が見つからない。でも「できる」と「やるべき」は別の話です。

今の私の答え

ちなみに、当時と同じ業務を今受けるなら、最低20万円です。月収も、最初の30万円から、いちばん良い月で100万円まで来ました。

スキルが7倍になったわけではありません。変わったのは、値決めと、断る基準と、関係の作り方です。

単価交渉の切り出し方と「断る基準」のチェックリストは、教材として準備中です。まずはこれだけ覚えて帰ってください。

最初の値段が、あなたの相場になる。

教材・講座をみる コラム一覧へ